エルメスといえば馬具ですよね!?

エルメスは、1837年、ティエリー・エルメスが高級馬具を製作する工房をパリ9区に開くことから始まります。
1892年には、サドル・バッグ(馬の鞍を収めるカバン)として「オータクロア」を制作。これが後のバーキンにつながります。
その後エルメスは世界的な馬車商へと発展。馬具の需要縮小を予見し、婦人バッグや財布などの皮革製品を開発しました。

というような、ことは、どこかで記事を読んだことがあると思います。

では、では本題です。

高級馬具製作から始めたという「エルメスの鞍」は見たことがありますか?

ある機会で、私がネットオークションに出品することになりました。

使用されている皮の質感が素晴らしく「エルメス」です。
柔らかくて馬にも負担が少なそうです。

馬のお腹にかけるベルトの穴には、番号が刻印されており、場所を特定しやすくなっているとこなど細部にも感動です。

バーキンは、このサドル・バッグ(鞍を入れるバッグ)から生まれたのですよね。

エルメスの馬具に触れる機会は、まさしく歴史の証言者に触れる一瞬でした。何かの時に自慢話ができそうですね。

BMWシンボルマークの嘘・ほんと!

自動車メーカーのBMWのシンボルマークは、航空機メーカーを前身としていることから、プロペラをイメージしていると一般的には言われています。

https://www.bmw.com/ja/automotive-life/bmw-logo-meaning-history1.html

実は異なるようですよ!

長い間、プロペラか否かは議論されてきましたが、BMWは戦略的見地から明確にしなかったようです。詳しくはBMWのホームページでご確認ください。

90年もの間繰り返し語られてきたこの解釈が、やがて都市伝説としてある程度正当化される時代になったと判断したようです。

私は、地元バイエルンカラー説を信じていました!

昔二輪のBMWに乗っていた時代があり、4輪になってもBMWマニアでした。記事を読むだけで「外からみる」のと、所有して「中から触れる」のでは、まったく違った情報が入ってきます。

BMWはこの伝説を多く持ちます。

アラビアのロレンスが乗ってた時代のBMWのバイクは「壁に正面衝突しても、フロントフォークが曲がらずにいた」この真意は不明ですが、BMWのバイクに乗った経験者だと解る気がします。

工業製品は、量産されることで存在していますが、それぞれに異なる物語があります。所有者との関連で生まれる物語、社会との関連で生まれる物語。あなたの所有物にも、時折声をかけていたわり、人生を共に生きている伴侶として扱ってみてください。きっと良いお返しをもらえるはずです。

勿論、別れの時もあります。

そんな時は、「松風ヴィンテージ」に声をかけてください。

マイセン/ブランドの底力

マイセンのロゴに、白で二本線(スクラッチ)が入ったものがあります。1815年~1980年の間に使われた二級品を示すものです。

一般的には…です。

自社の製品の品質にこだわること=BRAND力ですね。内部のものしか解らないが、製品に刻みを入れ品質を管理するのはさすがです。

他に3本、4本のスクラッチが入ったものがあります。これはそれぞれ三級品、四級品ということではありません。どちらも「等外」で、マイセンの製品に値しないということだと言われています。

1本線が剣にかぶらず、側に描かれているものもあります。これはマイセン磁器に第三者が絵付けをしたものまたは、1点ものとして、マイセンが絵付けしたものであり、…複雑です。

正式には、マイセン側からは、なにもコメントは無いようです。

マイセンの二級品は、もちろん素人では判断つかないレベルの物ですので、個人的に所有するのには問題ありません。投機目的であれば、注意したほうが良いです。

上の写真はソーサー、カップとのセット品で、ヤフオクで70〜100万円の落札価格になるものでした。それでも新品の半額以下のレベルで手に入ります。